砂米

ゲキ×シネ「蒼の乱」の砂米のネタバレレビュー・内容・結末

ゲキ×シネ「蒼の乱」(2015年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

めためたに良かった…
天海祐希さんが本当に素晴らしくて「なんて美しいんだ天海祐希…」と思わず口から二度漏れた。
もちろん最後のシーンでため息みたいに口をついて出てしまった。ひれ伏した。
カーテンコールも素晴らしいライブ感。お客さんも共演者も彼女についていきたくなるというのはこういうことか…。

いつも誤解、裏切りの悲劇が重なる新感線だけど、この作品は最後は愛が繋がったままで終わっていて良かった…。天海祐希さんと松ケンにはこれが似合う。業の深さより、愛の深さと光が似合う二人でした。
夜叉丸がサッと常世王の首が入った桶を持って去るとこ、王の素性を蝦夷たちが知っていたことにうああ〜!となった。
最後の松ケンがライオンキング。朝廷の赤の軍服がびっくりするほど違和感で、赤を破いて姿を現す草原色の着物がとても似合っていた。
どのキャストも演出もカメラの撮り方も満足。
とても幸せな舞台を観た。ありがとう、劇団☆新感線。
コロナの打撃を少しでも緩和できるようにコツコツ円盤買い足していきます。
砂米

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