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Veer-Zaaraのyのレビュー・感想・評価

Veer-Zaara(2004年製作の映画)
3.6
『7番房の奇跡』(あっちが後だけど)の構成による、印パなロミジュリ映画。20年近くも投獄されている汚らしい見た目の男は、かつて航空レスキュー隊であったインド人のVeer。パキスタン女性のZaaraとの出会い、深まっていく愛、そして彼らに何が起こったのかを回想をメインに描く。Veer数十年ぶりに発した言葉からの鳴り響く壮大な音楽と物語がエモすぎる。村に根付いていた無意識的な男女差別を、年上に問題提起をする勇敢な女性と、それを真っ直ぐ受け止める器の大きい大人によって一つ撤廃するシーンが、この映画を体現しているようでとても好き。思い出のアクセサリーを手に、祈りながらのインターミッションの切なさ。金にモノを言わせることしか能がない恋敵がクソダサすぎる。
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