バリー

hide 50th anniversary FILM 「JUNK STORY」のバリーのレビュー・感想・評価

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hideは死んでいない、どこか海外で悠々自適に暮らしている。
つい最近までそう思うようにしていた。
でもhideが何も言わずファンを放ってどこかに行くわけないし、今の日本を見たら皮肉たっぷりな楽曲をひっさげて戻ってくるに決まってる。

そう思うとhideは本当に…とまたちょっと悲しくはなった。
でもジャンクストーリーを聞いた時、これがhideのエンディング曲なのかもとも思った。
最後まで悲しみじゃあなく楽しみやワクワクをくれた。

もう日本で流行る楽曲はほとんど恋愛系ばっかりで、歌手活動で世間に毒づくような曲はほぼほぼ聞く事がなくなった。
私が知らないだけなのだと思う。そう思いたい。

恋愛曲みたいな歌もhideが歌えばそれだけには聴こえなかったし、あのやんちゃなお兄ちゃんは良い楽曲を作りつつそこに皮肉や優しさや怒りや悲しみ、色んな感情をミックスするのに非常に長けた人だった。
まず間違いなく右に倣えをする人ではないし、メジャーだからってTVやスポンサー、政治家に忖度するような事は無かったと思う。
zilchi のDoubtやPoseの歌詞を所々日本語に聞こえるように作りきった時の『「勝った」と思った』と言った反骨精神、永遠に忘れねーな。

やべ、これ全然レビューじゃねーw
点数なんて付けられないぐらい良い映像でした。

hide、生きていてほしかったです。
ファンならみんな思ってるありきたりな事だけど。
バリー

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