非常に文学的な作品
小説家であるシャウカットは小説の為に年の若い妻アントラを同年代の青年ヤシュにけしかける。妻は自分のもとを離れないと思っていたし、妻もそうだったのに、最初は彼の紡ぐ物語の通りに進んでいたのが、次第に物語の通りに２人が愛を紡ぎ出すことに夫としての男は焦る。その一方で小説家としての男はそのまま物語を進めようとする
そして男は次第に言葉の世界に取り込まれてゆく(多分そんな内容、多分)

妻以外とコミュニケーションを取りたがらない気難しい役をサンジャイさんが暗く、緩やかに狂い描く様が渋い。おぢさんの魅力がいっぱい

かなりあからさまなベッドシーンが入っていたり、ダンスシーンが少なかったりと、インドらしくない
脚本がアメリカの映画芸術科学アカデミーで永久保存されているらしい

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