劇団の研究生から女優に変わっていく新人役の薬師丸ひろ子。大物女優役の三田佳子の貫禄。二人がぶつかりあう映画と劇中劇。
帝国劇場の本格的なセットとベテラン俳優陣に「ジムノペティー」の旋律も効果的でした…
超名作。日本映画のクラシック。中学生のときに公開されて劇場で観ました。同時上映は原田知世主演の「天国にいちばん近い島」です。その後何回か観ていますが、久しぶりに観た「メイン・テーマ」からの流れで今回…
>>続きを読む薬師丸ひろ子で良いと思ったのはじめて。暗めの撮影が素晴らしくて、夜の公園のブランコのそばで話すショットも照明の塩梅とか絶妙。薬師丸ひろ子が弱みを見せつつも男を拒絶して人生の覚悟を決める。真剣に生きる…
>>続きを読む有名すぎて逆に見てなかったけど若い頃の蜷川幸雄や高木美保がいきなり出てきてびっくりした。演劇と現実が重なり、芝居と素の自分の境目が溶けてくる。女優の卵を演じる薬師丸ひろ子がまた初々しくて可愛らしい。…
>>続きを読む夏樹静子によるミステリ小説『Wの悲劇』の"舞台"を演じることになった若手女優の成長譚。原作の小説はあくまで舞台劇でしか登場しないという少し不思議な作品。
でも、この虚構と現実が混ざり合い、次第に劇…