《切なくも温かい涙のショートフィルム》
ヘリウム
それは死後の世界
不治の病で余命は僅かな少年アルフレッド。
彼がいる病院で清掃員として働き始めたエンゾは、彼に"ヘリウム"という飛行船や気球が飛び交う幻想的な世界があると聞かせる。
そこでの冒険を想像するアルフレッドの姿を見守るエンゾだったが、アルフレッドの様態が急変してしまう……(U-NEXT参照)
余命僅かなアルフレッドに対しての、エンゾの温かさを存分に感じた。
アルフレッド、最期に素敵な人に逢えたね。
ヘリウムの世界を圧倒的VFXで描いていたのだが、まぁ幻想的。暖色系の世界で、不思議と心が安らいだ、そんな印象を受けた。
飛行船がお迎えに来た時、正装で乗り込むアルフレッドの姿はとても凛々しく思えた。最後のワンカットにもエンゾの温かさを感じた。
素晴らしいショートフィルムだった。
追記
"ヘリウム" タイトルが良いよね。