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ザ・ボディガードのNoAceJustYouのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ボディガード(2017年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

2023/05/02鑑賞。52点。

〈あらすじ・ネタバレあり〉
ニューヨーク、スカースデール。
ギャングのボスであるリチャード・アディソンは殺し屋のメッツガーを放って、組織の金2500万ドルを着服した弁護士・マーティンと彼の妻を殺害し、家に放火する。
その時には、モントルーの女子高へ留学している娘・エラの存在には気づかなかった。だが、エラの存在を知ったリチャードは、殺し屋を手配して彼女のことも始末しようとする。

スイスではヘロイン中毒の殺し屋・ルーカス(演. サム・ワーシントン)が、エラと彼女の恋人・セルジオをナイト・クラブで見つけ出す。
ルーカスは別れた妻・テレサとまだ見ぬ娘・ジリアンをリチャードに人質にされており、依頼通りにエラを始末しなければ自身の家族が殺される。
本来はマーティンへの見せしめとしてエラを殺害するはずだったが、ルーカスは彼女の姿にジリアンを重ねてしまって殺しを遅らせた。
メッツガーがマーティン夫妻を殺したのでもうエラを殺す必要はないが、一度始めたことにはケリをつけたい性格のリチャードは、ルーカスに予定通り殺しを決行するよう指示したのだ。
 
エラを殺害しようと彼女の様子を見ていたルーカスだが、他にもヒットマンがいると気付いた彼は反射的にエラとセルジオを守ってしまい、ヒットマンたちと銃撃戦を繰り広げる。

ヒットマンたちを振り切ったルーカスは、エラとセルジオを連れて身を隠す。セルジオはこれ以上関わりたくないと逃げ、エラはルーカスについて行くことに決める。

スイスからフランス、ショーモンへ国境を超えたルーカスは、エラを隠れ家に連れて行く。
そこでもリチャードの放ったヒットマンたちに襲われ、隠れ家を捨てて再び逃亡する。

列車に乗ったルーカスとエラは、ルーカスの友人・ダニを呼び出す。ダニは、ヒットマンたちに襲われて負傷したルーカスの脚を治療する。
ダニは脚の治療をした後ヘ毒の入った注射をヘロインだと言って渡すが、彼女が裏切ってリチャード側に寝返ったと気づいたルーカスは注射を捨て、エラと共に下車する。

ルーカスはエラを連れてイングランドの自宅に戻る。そこでエラは、初めてルーカスに家族がいることを知る。
同時にルーカスがヘロイン中毒だということも知り、「その姿で家族には会わない方が良い」とエラに言われる。
その言葉を機にヘロインを抜くことに決めたルーカス、一方エラはリチャードに復讐するため彼のオフィスへ向かう。

エラは銃を持ってリチャードの会社を訪れたことで逮捕されるが、リチャードが買収しているインターポールの捜査官・ジーナによって釈放される。
というのも、死んだマーティンはくすねた2500万ドルをエラの口座に入金していたことが分かり、その金を当局が見つける前に手に入れるにはエラから口座のパスワードを聞き出して金を引き出すしかないから。

ジーナがリチャードと繋がっていることに気づいたエラはパスワードを吐かず、次の指示を仰ぐためジーナは彼女を連れてリチャードの邸宅に向かう。

リチャードは、ルーカスに連絡をする。
「エラを捕らえた。だがお前には追う価値がないし、お前の家族にも興味はない。だから安心しろ」と。
ルーカスは、エラを救い出すためにリチャードの邸宅へ向かう。

邸宅ではリチャードがパーティーを催しており、ルーカスは彼を人質に取って地下室へ向かう。地下室では、エラを人質にするジーナとメッツガーが待ち構えており、銃撃戦に発展。

エラを奪還したルーカスはジーナを射殺するものの、メッツガーはエラの肩を撃つ。ルーカスとメッツガーが肉弾戦となり、リチャードは先にメッツガーを猟銃で射殺する。ルーカスのことも殺そうとするが、力を振り絞ったエラが持っていた銃でリチャードの腹を撃って殺害する。

麻薬中毒を断ち切ったルーカスは、テレサに許してもらってジリアンと会う。
回復したエラは叔母の家に引き取ってもらうことになり、新しい家族への期待と不安を抱くのだった。
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