恭介

ザ・ボディガードの恭介のレビュー・感想・評価

ザ・ボディガード(2017年製作の映画)
2.8
ターミネータ3の監督
ジョナサン・モストゥ
ターミネータ4に出演
サム・ワーシントン

の、ターミネータコンビが贈る
人情が出てしまったヒットマン系の
アクションムービー。

既視感あるあるのキャラクター、ストーリー、アクション。
モストゥが演出面でなんとかカバーしようと奮闘しているように見えるが、いかんせん、脚本が穴だらけなのと、キャラクターに魅力が欠けていて感情移入し辛い。

冷酷なヒットマンが何かをキッカケに人間性を取り戻し、誰かを守る。というプロット自体、使い古された設定だけに、キャラクターに特筆すべき魅力がないと、過去作品の焼き直しになるのは目に見えている。

本作も一応、ヒットマンの癖に薬漬けなど
何とかっ、何とか、頑張りは感じられるのだが・・・

あと、ヒーローモノに必要なのはヒーローと同等かそれ以上の魅力を備えている悪役。
分かりやすいところで、バットマンに対してジョーカーみたいな。

しかし本作の悪役はちょっと酷すぎる(笑)観ている俺でも倒せそうだと思うぐらいの親近感だ(笑)これは致命的。

ワーシントンは好きな俳優だし、ハクソーリッヂなどコンスタントにいい作品に出ていたし、この後、超超超大作のアバターシリーズもあるし、ある程度作品を選べる立場にあるんじゃないかなぁーって本編が終わってエンドクレジットを観ていたら、エグゼクティブプロデューサーに彼の名前が・・・

思わずなんや、脚本と役を気に入ってたんかいっ!って突っ込み入れてしまった(笑)
恭介

恭介