Maki

セバスチャン・サルガド 地球へのラブレターのMakiのレビュー・感想・評価

4.0
セバスチャン・サルガドの写真を見て心動かされたヴィム・ヴェンダースが、彼の撮影に同行して作成したドキュメンタリー。

素朴な人々を撮り、見向きもされず、見捨てられようとしている難民や、飢餓に苦しむ人々を撮るサルガド。
難民キャンプや干ばつによる餓死の現実を写した写真は辛いけど、世に発表する意味はあったと思う😣

辛い現実に帰った故郷で、昔は楽園のようだった故郷が、森が枯れ、干からびている現実に植樹して再生させた経験から、今度は地球にそこに生きる生き物を撮るように。
大地が彼を癒やした、とあったけど、本当に再生した故郷は凄い…!
その後に撮られたクジラや密林に住むある部族の写真は、とても生き生きしていて優しい。

こんな写真家がいるのを知ることができて良かった😆
Maki

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