Popilong

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーのPopilongのレビュー・感想・評価

4.7
「ジェダイが出てこないSWなんて盛り上がらんがな」という先入観で、ほとんど期待しないで観に行ったが、がっつりヤられました。本当にスイマセンでした。私が浅はかでした。

SWの最大の「なんじゃそりゃ」といえば、あり得ないくらい分かり易いデス・スターの弱点だったわけですが、それを逆手にとった脚本が素晴らしい。

また本編は「選ばれし者」の物語なのに対して、今作は「名もなき者達」の希望のバケツリレーの話。自分は死んでも、希望は繋ぐ。自分だけでは解決できないけど、誰かに繋ぐことは出来る。もう泣くだろ、こんなの。

主演の上腕二頭筋の筋力が素晴らしい女性も素晴らしいし、いちいちキャラクターも魅力的なのだが、個人的に一番グっときたのがジェダイおたくの座頭市。フォースは使えないけど、フォースを信じる力でファース並の力をたたき出す。そりゃ泣くだろ、こんなの。
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