あきしげ

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーのあきしげのレビュー・感想・評価

3.5
本作はあくまでスピンオフである。

良かった点。

・本編と違い戦争が現実的
・アジア人俳優たちの躍進
・スター・ウォーズの世界
・K-2SOという緩衝材

悪かった点。

・主要人物が地味すぎる
・フォースはお祈りだけ
・クレニックというザコ
・ワクワク感がほぼない

シリーズはすべて観てきました。
今では一つのサーガとなります。
だからケチをつけるのは間違い。
一つの世界が出来上がっている。

本作は本編の補完をするスピンオフ。
だから多くを求めちゃいけないです。

本編のようにワクワクするような物語。
本編のように個性豊かなキャラクター。
本編のように壮大で豪華なる音楽たち。

本作は本編を繋げる役のスピンオフ。
それを分かった上で評価するべきだ。

あくまでシリーズのナンバリングと違う。
本作は新たなる構成に挑戦している作品。

個人的に映画とスペシャルドラマの間。
そのような位置づけの作品だと感じた。

本編に比べて地味な内容。
ドラマよりは豪華な内容。
そんな感じの作品でした。

全体的にシリアスで重苦しい雰囲気。
絶対的なヒーローが存在しない状況。
それ故に地味な印象を持ってしまう。

ただ、彼らは希望の為に戦う。
その覚悟はしっかりと伝わる。
これが自由を勝ち取る為の戦。

最後のシーンは美しくも悲しい。
本編シリーズに作れないシーン。
そのシーンの為にあるのが本作。

本編とは違った雰囲気は一発ネタとして悪くない。
あきしげ

あきしげ