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ゲットバッカーズのoden8のレビュー・感想・評価

ゲットバッカーズ(2014年製作の映画)
3.7
自己啓発本はお好きですか?

僕は、若い頃(22〜25歳)は好きやった。殆どが、目次だけで十分やったけど…。

物語は、一つの自己啓発本"Reach me(救いの手)"が主役。
この本が、登場人物達の運命…生き方を変えていく。
言葉には、素敵な力がある。
言葉に宿る力を信じて、行動し続ければ何か変わるかもしれへん。
それは、本来の自分?なりたい自分?
人によるやろうけど。

序盤はワチャワチャしていて、些かの見辛さを感じるが…
状況が掴めてくると、登場人物達と一緒に"Reach me"を読み進めているかの様な錯覚に陥る。

個人的には、シルベスター・スタローンが大嫌いであったが…(ゴリゴリマッチョが無理)
考え直すべきかもしれない。
物凄く素敵な瞳をしてはるのね。

ストーリーの構成は既視感が強めではあるものの、オカカミの皮を被った羊の雰囲気で新鮮。バイオレンスな様で雰囲気だけで、基本的には平和?かな。
劇中に出てくる言葉が好き過ぎる。
"止めることはできない
何があっても止まらない者を"
by テディ·レイモンド

自己啓発本やセミナーを僕は些か小馬鹿にしてたけど…反省。
心の持っていき方や在り方は、人生において凄く重要だものね。
その人がその人らしく生きれるのであれば…その手段や助けを、嗤うのはやっぱり違うよね。
今までの自分を戒めてぇ。

生きやすくなるヒントは、探していればきっと見つかる。
僕にとっては、映画がそれを担ってくれている。

作品としてのクオリティは、些か疑問が残るが好きなテイストやった❤www

余談ではあるが、今はほとんど本を読まんけど…当時、崇拝してた店長に"お前はこれを読め!!"と言われ…
キャプテン長谷部誠の"心を整える"は、一時ハマってた。
きっと、若い頃の僕は今以上に乱れまくってたのだろう🙀www

cast(役者·キャラ) 3.5
story(物語) 3.5
architecture(構成) 4
Picture(映像) 3.5
acoustic (音) 4
22-108
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