オーウェン

ライディング・ザ・ブレットのオーウェンのレビュー・感想・評価

2.5
キング自身の臨死体験を基に執筆されたという物語。
だが残念ながらキング原作は当たり外れが多いことで知られている。
どちらかというと外れの方だが、ヒッピーなど時代を1969年という設定は楽しめた。

話は単純そのもの。
母の危篤のため息子のアランが故郷を目指してヒッチハイクで向かうだけ。
だがそこで乗せてくれる人たちは、いずれも一癖ある人間ばかり。

説明も何もあったものじゃなく、急に死神が出てきたりなぜかもう一人の自分が現れ助言したりなど。
そういう世界観なのでとにかく驚かそうとか、ビビらそうとかの考えしか製作者にはないようだ。

笑える部分はあるのだが、怖さとの配合が中途半端で終わったのが惜しまれる。
オーウェン

オーウェン