たてぃ

ぼくらの家路のたてぃのレビュー・感想・評価

ぼくらの家路(2014年製作の映画)
3.9
「子供はみんな母親を愛するが、子供は母親を選べない」を痛感した作品でした…(>_<)

主人公は原題にもなってるJACKという少年(10歳)とその弟のマヌエル(6歳)。若いシングルマザーの母親は家事や子育てよりも遊びを優先する人。ある日、JACKだけが養護施設へ預けられる。施設に馴染めないJACK。そして夏休みを迎え親元へみんな帰る中、JACKの母親は「迎えに行けないから三日待って」言われ、居た堪れないJACKは施設を抜け出し実家へ。母親と弟がいないため家に入れず。電話しても留守電…そこから母親を探すためにベルリンを徘徊するJACKの旅が…

この作品を観て「この母親ヒドすぎ」の一言で片付けることも出来ます。しかし、母親の幼少期については何も語られてないので一概にはそう言い切れないかもしれません。母親の母親は児童虐待をしていた可能性だってありますし、もしそうだったらあの母親はまだマシになりますし…

近い将来、母親あるいは父親になる人には見て欲しい作品ですね…
たてぃ

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