レオ

おろちのレオのレビュー・感想・評価

おろち(2008年製作の映画)
3.7
楳図かずお原作のファンタジーホラー。不死者「おろち」を狂言回しとして、美しい門前家の女達と、その血の呪い、愛憎を描く。

原作のストーリーの良さと、木村佳乃のブチ切れ演技が印象に残る作品だった。

映画だけだと「おろち」の存在感が薄いのと、おろち役の子の演技は棒読み感が若干あるけども...

ホラーとして見ると母親とか、門前家の呪いによる気持ち悪いビジュアルはもっと見たかったかも。

ラストのオチも最高に後味悪くて、とはいえ姉妹の間に愛が無かったわけでもなさそうなところが切なくて心に来るものがあった!

■共通項目
脚本:☆☆☆☆
映像:☆☆☆
音楽:☆☆☆
役者:☆☆☆☆
キャラクター:☆☆☆
オリジナリティ:☆☆☆☆
個人的好き度:☆☆☆☆

■ジャンル項目(ファンタジー、ホラー)
気持ち悪い度:☆☆☆
ブチギレ度:☆☆☆☆
ドロドロ度:☆☆☆☆☆
(恐怖度:10、娯楽度:70、芸術度:30)
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