このレビューはネタバレを含みます
物書きムラドはインスピレーションを求めてパリの文学セミナーへ向かう。
親戚の結婚式への出席を迫る母親やら、車が壊れて渋滞作ってる知り合いやらの難敵を退けて辛くも到着したインスピレーションの源、パリ。
所がインスピレーションどころか、書いては消し書いては消しを繰り返して、ノートは白紙のまま。
意気消沈のまま、地元の友人たちとパブでサッカーを見ながら何気ない日常を過ごす。
するとあんなに苦労しても得れなかったインスピレーションがみるみる湧いて、水を得た魚の様にペンは踊り出す。
この創作が努力量と比例しない感じ、何かを創った事がある人なら少なからず共感できるはず。
芸術気取って肩肘張るより自然体で創作してる人の方が楽しそうなんだよなー。