モンテネグロを旅行していたルーシーとケリー。
ルーシーの元カレ・アレックスと合流した彼女らは、無人島に放置された刑務所を探検中、井戸に監禁された女性を発見する。
美しい地中海を背景にした極上のミステリー・ダーク・ファンタジー・ホラー。
人魚とその協力者に人が殺される話です。
数々の人魚伝説をベースに、新たなる物語を構築しています。
舞台の孤島は美しく、人魚の造形や鳴き声にも力が入っていてなかなか見応えがある。
しかし、ディズニーの『リトル・マーメイド』のイメージが強い人には大ショックな映画かもしれませんね。
きれいなスーパーモデル人魚がいて、魔法の歌をうたって男を幻惑させる。
フラフラーと近づいていくとガオー!ウギャー!たいへんだたいへんだ!
やっぱり人魚ってモンスターなんだなぁ、はー(溜息)ってなるかもです。
人魚が陸に上がると動きがかなり悪いという部分はリアルですが、水の中では無敵ですね。
また、丁寧にきちっと作ってはいるんだけど、その分平坦でダラダラしてしまった印象。
最後は意表を突いてくるが肩透かしを食らった感じになりました。
それでも、マーメイド役の人はなかなか美人だし、この手の作品でマーメイドを題材にしているのは珍しいし、CGも頑張っているな…と思いました。
あと、映画の描き方から誰が生き残るのかがわかりにくい点が良かったです。