まや

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破のまやのレビュー・感想・評価

4.0
新作公開前に予習鑑賞。前作では何のためにエヴァに乗るのかを自問することで「自己」の確立を目指した主人公が、この作品では対他者としての自己を超えて対自己としての「自我(自己同一性)」を形成していく。
主人公が社会/大人とではなく綾波レイとの1対1の関係からセカイを築く、という構造が実存主義的でキリスト教的。そもそもモティーフとしてもエヴァンゲリオンとキリスト教は切っても切れない関係だし、セカイ系の根本って実存主義なんだろうか。
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