JackBurton

センチュリアンのJackBurtonのレビュー・感想・評価

センチュリアン(1972年製作の映画)
4.7
他のポリスものとは違い彼らの活躍中を描くのではなく、ひたすら警官の日々に焦点を当てた地味ながらもリアルな物語。
キルビンスキーの自殺やラストなどとにかく重いがこれが現実なのだろう。
ジョージCスコットやっぱり渋くて良い味出している!仕事に生き、娘との生活を夢見て退職するも思い描いていたものとは違い死を選ぶ。夕陽を眺めロイに電話をするシーンなんか凄く良い!仮にロイとそこで会っていたら自殺しなかったのかもしれないと考えると泣ける。
ロイも始めはキルビンスキーと同じく仕事に誇りを持ち、それを生きがいとしていたが銃で撃たれたり、妻との離婚、そして看護婦との出会いで少しづつ変わっていく。そんな最中撃たれて突然として最期を迎える事になる悲しさ。

ロイ役がまさかチーチアンドチョンスモーキング作戦のステデンコ刑事役だったステイシーキーチの若い頃だったとは!

クインシージョーンズのスコアが素晴らしい!
JackBurton

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