プロット的にはかなり「頑張っている作品」です。
まずこの映画、登場人物があまりにも多すぎる。
1時間50分の映画としては「AさんBさんCさんDさんEさん」と、物語を抱えているキャラクターが13人ほどおり、そのキャラが別の場所にいながらも物語を畳まなければならない。という非常に大変な事をやっております。
物語を抱えているキャラがあまりにも多すぎる。とにかく大変な企画です。
見る時は「このキャラはどういう物語を背負っているか」とか「このキャラとこのキャラを出会わせるためにどう移動しているか」みたいな部分を見ると良いかも。
・・・とはいえ、あまり感情移入はできない。どうしてエメリッヒの映画ってこう、心に響かないんでしょうか。ミッドウェイの時にも感じたんですよ「ドラマがあるのに心に響かない」っていう。スピルバーグとの根源的な実力差なんでしょうか。う~ん・・・