Rikuto

インデペンデンス・デイ:リサージェンスのRikutoのレビュー・感想・評価

3.5
2016年143本目

続篇となると嬉しいことがいっぱいありますよね。前作の話をどう広げるのかとか、何が新しくなったんだとか。でも何よりも嬉しいのはキャストの続役。洋画は同じキャラクターでも配役が交代することがよくある中、今作はほとんどのキャストが再集結してくれた。これは本当に嬉しいこと。
時代もちゃんと20年後となっており、当時の英雄たちは年老い、子供たちは成長。良い滑り出しだったと思う。残念なのはウィル・スミスの不在。スーサイド・スクワッドとかぶってしまったせいなのかはわからないが飛行テスト中に事故死とはまあ英雄にしてはひどいオチである。息子はさぞかし出世はしているが今作では主役というより主役のライバル扱い。主役はといえば今やソー役として有名なクリスの弟リアム。それに前回から再登場の人たち。敵は前回よりも巨大だが絶望感は前作に劣っている感じがした。それでもエンターテインメント性はあったと思うし十分楽しむことができた。ラストは前作とは全く異なる展開の戦いへと発展したがそれもまたおもしろく感じた。さらなる続篇を思わせるエンディングを迎えたがこれはさすがに物語の趣旨が変わってしまうのでおそらく続篇はないでしょう。あったら題名変えるべき。
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