アクションや特撮に見応えはあるので何も考えずに楽しむには十分。
前作の同窓会みたいな面もあって楽しいけど、デイヴィッドの父ちゃんの声が永井一郎氏じゃないのが、どうしても、寂しくなる…
この手の続編には期待しない派です。
リアリティがなくなるのが分かりきってるのです…。
一作目の、我々が現実に生きているこの世界の終わり。
を感じさせる不穏なオープニングと、その後の展開は、たまらなく面白くてわくわくどきどきして、大好きなんですが、
続編というのは、どうしても「その後」を描くわけですよね。
「現実に存在している私達のこの世界」でスタートするからこそ感じられる、劇中のモブの一人になったかのような臨場感やリアリティや恐怖。
そういう感覚を利用できずに、架空の時間軸の世界観やら価値観やらをオリジナルで構築して、脚本を書かねばならないのが、この手の続編のむずかしさ。
素人から見ても、難しいだろうなって分かりきってたから、ストーリーの面白さとしては成功はしないだろうなと。
残念ながら思った通りに…。
一作目から架空の世界を描いてたならまた別だったのかなー。
一作目、あれは映画館で観てこその映画だ、なのに観に行かなかった!と後悔してる僕は、
続編やるって聞いたとき、今度は観に行かないと!と思ったけど、結果的には行かなくてよかった。
でも派手さと迫力はすごいから、行っても後悔はしなかっただろうなーとも思う