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ヒメアノ〜ルのバロウズのレビュー・感想・評価

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)
4.3
なんかね「こういう人いるわ〜」って思っちゃった。
1分おきに言うことが変わるっていうか、「さっきこう言ってたよね?」って明らかな矛盾点を指摘しても「何が?」「そんなこと言ってないけど?」と返してきて話が進まない。わざとやっているのか、それとも脳の構造が常人とは違うのか?
森田剛もまさにそれで話の通じなさがヤバイというか、絶対関わりたくないタイプ。

一応ジャニーズなのに凄惨な殺人シーン、レイプの連続でここまでやっていいのかと心配しそうになりましたが、
ムロツヨシのキモオタストーカーっぷりが癒しパートでちょうどバランス取ってる感じなのかな。

レイプしようと思った女が生理中だったとか、生々しい殺人シーンとセックスシーンを交互に挿むとか凄く印象的。やっぱ性と暴力って紙一重なんですよね。

人はゴミのように死ぬしレイプ殺人もあるしひっどい映画(褒めてます)ですが、ラストはなんとも言えぬ余韻を残し、単なるサイコパスが暴れるだけの映画に終わってないのは良いと思いました。

終わり良ければ全て良しじゃないけど、麦茶飲みながらもう一回観たい映画。
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