ごろり

戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章のごろりのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

工藤よ…永遠に…。

SCU(Shiraishi Cinematic Universe)の最終章!
「アベンジャーズ/エンドゲーム」じゃんw
これは確かに事前に2009年公開の白石晃士監督作品「オカルト」を観てなきゃ駄目だ_(:З」∠)_
「オカルト」で強烈な存在感を放ったヤバい男、宇野祥平さん演じる江野祥平がとんでもなく頼れる味方として登場するなんて(;//́Д/̀/)ハァハァ
これまでの「コワすぎ!」に登場した人達も沢山登場して、まさにオールスター!!

89分の映画ですがその内60分くらいは、前作で異界に取り残されてしまった工藤Dと市川を救う為に一人生き残った田代が突如現れた江野と共に奮闘するというもの_(:З」∠)_
江野が田代(白石晃士監督)に「別世界の君に世話になったから助ける」みたいなこと言うんですけど、つまり「オカルト」の白石晃士監督演じる白石晃士監督(ややこしいw)のパラレルワールドでの存在が田代ということですよね!アツすぎる!!

工藤Dと市川を救う為には4つのミッションをクリアしないといけないんですけど、そのミッションがエグかったりシュールだったり様々_(:З」∠)_
2つ目のミッションが〝歩いてるオバサンのパンツを田代が食べて吐いたゲロを人形2体の中に入れる〟というものw
なに言ってんだと思うじゃん?マジでそうなんだってww
めちゃくちゃ丁寧にオバサンからパンツ貰おうとする田代w 結局断られて無理矢理パンツを剥ぎ取る田代ww
わいは何を観ているんだ(;//́Д/̀/)ハァハァ

最終的に4つのミッションをクリアして工藤Dと市川がこちらの世界に戻ってくるわけですが、まさかの「入れ替わってる〜〜!?」展開!!
二人の入れ替わり演技も最高でしたww
そこから過去に戻って今までのことをなかったことにしようとしたり何やかんやありつつどうなったと思います??
スカイツリー上空に現れたラスボスに向かって工藤Dの右腕が変化してロックマンみたいになったバズーカで江野を弾として撃って倒したの。
理解できなかった?もう一度言うね。
スカイツリー上空に現れたラスボスに向かって工藤Dの右腕が変化してロックマンみたいになったバズーカで江野を弾として撃って倒したの。
弾として発射される江野の絵面が馬鹿映画すぎて爆笑しちゃいましたww
このシリーズ予算が少ないから怪異関連の映像がPS1クオリティでそれがまた哀愁を感じるというか味があっていいですね_(:З」∠)_

ラスボスを撃破して工藤D達が生きる世界はなかったことになってまた別世界が始まるというところで堂々完結!!
これが「超コワすぎ!」に繋がっていくわけか!!
「ジョジョの奇妙な冒険 第6部ストーンオーシャン」のラストでプッチ神父が世界を一巡させて「ジョジョの奇妙な冒険 第7部 スティール・ボール・ラン」が始まるみたいなことね_(:З」∠)_
めちゃくちゃ壮大な話になったけど、過去6作の伏線や匂わせをしっかり回収した白石晃士監督の手腕に拍手ですね!!

工藤Dが作中言ったとある台詞の伏線回収の仕方が個人的にめちゃくちゃグッときて大好きな台詞になりました_(:З」∠)_
「超コワすぎ!」シリーズも楽しみ!!
ごろり

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