ひこばえ

あるメイドの密かな欲望のひこばえのネタバレレビュー・内容・結末

あるメイドの密かな欲望(2015年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

ウォッチリスト消化の為視聴しました。
舞台が19世紀末頃のフランスなので昔の衣服や調度品が見られるのは良かったです。星1つなのはこれがあったのでかろうじて。ただ内容はぽんぽん展開が変わり、分かりづらく退屈なものでした。半分以上の登場人物が性格が悪い人間で観ていて気分が良い作品ではありません。ジョセフははじめ無口ながらも極端に悪い人ではないのか…?と思ったらゴリゴリの差別思想のある人で、最終的に仕えている屋敷の金目のものを主人公のセレスティーヌにも盗ませるし、何より犬を射殺したシーンで見た事を後悔しました。犬の前には他の動物殺害のシーンもあるので余計におすすめ出来ない作品…。セレスティーヌはジョセフのどこら辺に惹かれたのかよくわからなかったです。森の中で女性が殺害された件の犯人も結局ジョセフだったのか…?それともローズと一緒に住んでた大尉?明確な答えがないまま話だけがぽんぽん変わっていくのも観てる側は置いていかれる…。物語の途中途中でセレスティーヌの過去の出来事が挟まりますが、裕福で穏やかそうな老齢の女性の病に臥せる孫の世話係として雇われ、彼が亡くなった後もそばにいてほしいと言われた時にそのままそこにいた方がはるかにマシな待遇で生きていけたのかなと思いました。
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