ニューヨークを舞台に、小説家を志す青年と彼が一目惚れした子持ちの人妻のロマンスを描いた恋愛映画。
2023年55本目。
「カンケイ」なんぞカタカナで書いてしまう邦題のせいでラブコメ感が漂ってしまっているが、分別ある男女の禁じられた愛、という趣でなかなか味わい深い真面目な作品でした。
主人公のブライアンを演じるのは今は亡きアントン・イェルチン。個人的に彼はトム・ホランドと重なる部分があるのですが、少年っぽさとジェントルさが同居する彼の魅力がよくマッチしていました。
短い作品ですが、色々と考えさせられることもありますし、胸がキュッとなって余韻に浸れる作品です。決してラブコメではありません。