鍋山和弥

トランスポーター イグニションの鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

今作は、これまでの、『トランスポーター』シリーズとは、完全に、別作品ですね。『タルコニ警部』は、出て来ませんし、『フランク』の父が出て、父は、元スパイ、『フランク』は、元兵士という設定です。『フランク』の、設定は、イジられていませんが、これまでの、『トランスポーター』シリーズとは、繋がりは、無さそうです。まあ、それを前提として、というか、置いといて、今作には、体を売って、金を稼ぐ、女性達、4人が、ヒロインですが、女性が、体を売り、組織に、売り上げを、献上する。今の、AVだらけの、日本にも、同じことが、言えますね。女を食い物にし、金を稼ぐ。やはり、許せないですね。人の不幸で、生活して、・・・・。そんな、女の復讐。ヒロイン達は、相当、男性不信のはず。男を、次々に、裏切っても、平気になってるはず。最初は、『フランク』親子にも、そうだったでしょう。なぜ、『アンナ』は、最後に、『フランク』を、撃たなかったか、定かじゃないくらいです。側にいて、男性客と寝た経験から、『フランク』を信じた。考えられるとしたら、それです。だが、決して、撃たれても、おかしくなかった。こういう商売で、生きてきた女。ためらい無く、『フランク』を、撃っても、全く、不思議じゃない。そして、そんな、男性不信の、女性を、生み出してるのは、世の男達だ。女に、稼がせてる男も、そう。女を買ってる、男も、そう。男の、汚い欲望に、触れれば、愛など、信じられなくなる。男は、ヤるだけ。そう思ってしまう、商売を、してきた女達です。だから、繰り返し言いますが、『フランク』は、撃たれても、おかしくなかった。
鍋山和弥

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