酒に飲まれてだらしない生活を送るグロリアが、朝8時5分に公園の一画に立つと、ソウルに自分と同じ動きをする怪獣が現れて‥‥という話。
映画って、この作品はこんなことが言いたいのかな?と考え考えしながら観るのも醍醐味だと思うけど、自分なりに「これ」というのが見つからないと評価しづらい。
これもそれ。
多分、だけど、幼い時に自尊心を踏み躙られると自己肯定感が育ちにくく、大人になっても酒に飲まれるような自立しない人になりがち。
自分にコンプレックスがある人は、自分より目下と思われる人には優しくするけど、自分を超えるとマウントを取りがち。
そんな人たちが自堕落に過ごすと周りを傷つけ、自分も傷つくよ、みたいな話かな。
コンセプトは面白かった。