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シンクロナイズドモンスターのumisodachiのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

『シンクロナイズドモンスター』機内で観たよ。11月公開予定。 そういえばということで今さらこちらにも記入。

酒浸りでダラダラしているダメ女グロリアが恋人に追い出され、NYから地元に帰ってくることから物語がスタート。同じころにソウルでは巨大怪獣が出現し大パニックに。そんな中、グロリアは自分と怪獣がシンクロしていることに気づいてしまい……。

という、想像の斜め上を行くストーリー。田舎でのヒューマンドラマと、ソウルでの怪獣パニックが、平行して進んでいくところがキモ。

いやあ、実に妙ちくりんな作品だった。日本公開前なので詳細は避けるが、雰囲気としては『クロニクル』に似てるかなあ。『グエムル』よりは『クロニクル』寄り。(だと思う)


そして、ファンタジーというよりはスリラー。でもって、良くも悪くもB級映画感がすごい。

アン・ハサウェイ演じるダメ女の主人公が、擁護のしようがないほどにダメダメで、上手い。ダメだけど魅力的という絶妙なバランスのキャラで、それが、前半から後半への展開に効いてくる(前半と後半でかなり印象が変わってくる作品だと思う)

ソウルのシーンは、もっと観たかったかなー。あと、ちょっと突っ込みどころがありすぎ。とりあえずモンスターが出てくる場所はいつも同じなんだから、避難させて封鎖しようか。

まあとにかく、日本で公開されてどういう反応があるのか、楽しみだ。
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