アントワーン監督はぶれなかった。
この監督はイコライザーとトレーニングデイしか見てないがどちらの作品にせよ所々に見所が詰められていて目が離せなく、本作も個々のカット割りがいちいち上手くかっこいい。
主演の見せ方もとても上手く、上記2作のデンゼルみたく、ジェイクが輝いていた。
ナイトクローラーの時のようなジェイクの眼差しには圧巻の一言。
ただ元ボクサーだったと言う監督の思いか、ボクシングシーンと展開は淡々としていた。
その分のボクシングシーンの時、内から出る闘志伝わり、ジェイクの格好良さがより一層増していた。
いいストーリーだが、上記の通り感動の面では個人的に欠けていた。
マイケルマンのとったボクシングのような明るい画で、現在のボクシングにかなり近い画に見えた。
抜け目なく出来ている映画だと思い、次作の荒野の七人のリメイクに期待が高まる。
