一ツ橋ホールにて試写会。
無敗の世界ライトヘビー級王者の栄光と転落と復活を描いた熱くてあったかい家族の物語。再生。「変われないことなんて何もない」その通りの物語。
怒りが彼の戦うスタイル。その怒りで妻モーリーンを失う、そして娘のレイラまでも…。彼の言動に感動というよりはその背中、戦う姿、周りの姿、何より娘のレイラに泣かされたというか感動した。ティックの懐の大きさ「ボクシングはチェスのようなものだ」という通り、終盤のビリーの戦いに注目。プレイスタイルが180度変わるからより引き込まれる。エミネムの主題歌が活きる。そして変わらない家族への思いが良かった。ただ、出来すぎだとも思った。去年Filmarksの試写会で観た「クリード チャンプを継ぐ男」と比べてしまった。モーリーンの処置を迅速にするだとか、色々出てくるが、全てジェイク・ギレンホールの体作りや役作りでそんな思いは吹っ飛ぶ。肉体改造が凄まじすぎる。このジェイクも大好きなのだが、またかわいらしいラブコメなども見たいものだ。
