なっすん

二ツ星の料理人のなっすんのレビュー・感想・評価

二ツ星の料理人(2015年製作の映画)
3.6


ー完璧でなければ捨てろー


【あらすじ】
シェフとしての一流のスキルがあるものの、自己中心的で傲慢な性格を持つ欠陥人間のアダムは、パリのレストランで問題を起こし続け、姿を消していた。
一度はドラッグと酒に溺れたが、再起を計るためにトニーのホテルのレストランを任せてほしいと訪れ、半ば強引にシェフとなるアダム。
かつての仲間や、腕のある料理人を集めるが、厨房から離れている間にも調理方法や流行の料理は変わっており、現場の料理人たちとの連携もうまく行かず、早くも問題に直面してしまう。
三年間のブランクを取り戻し、人間的に成長しながら、
アダムはミシュランの三ツ星を目標に奮闘していくー

◆◆◆◆

青くて綺麗な目をしたブラッドリー・クーパーのヒューマンドラマ。一流料理人だが、ちょっとしたイライラから歯車が狂い始めぶちギレる性格に問題ありなシェフをしっかり演じきっている。
後半につれて現場の雰囲気もよくなり、アダムの心の余裕さえも見えてくる良い展開。

◆◆◆◆

トニー役のダニエル・ブリュールもなかなか良い役。
最初はあまり乗り気じゃなかっただろうに、ストーリーよ展開につれてよき相棒となっていった。
中盤からまさかの設定でびっくりしたけど笑
シビルウォーで出てきたジモの記憶が新しいけど、そのときも嫌な印象がなくて、人柄のいい演技するんだろうなあ。
なっすん

なっすん