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仁義なき戦い 頂上作戦のOSHOのレビュー・感想・評価

仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)
3.3
『仁義なき戦い』シリーズ4作目

1作目は、第一次広島抗争、
3作目と今作は、第二次広島抗争という実際にあったヤクザの抗争事件を描いている。
(2作目は番外編的な内容)

1作目、戦後のどさくさの時期、ヤクザと政治家がやりたい放題。
3作目では、警察が力をつけ、
4作目、東京オリンピック前、日本が高度経済成長に入ったなかではマスコミと市民の声を無視できない世の中になる。
日本戦後史の教材にもなりうる内容。
ちなみに、サブタイトルの『頂上作戦』とは警察がヤクザを一網打尽に捕まえる計画。

実録シリーズとあるように、ある程度、事実に寄せているとは思うけど、
1作目や3作目のように菅原文太が、かっこよくキメるシーンもなく、ただひたすらヤクザの抗争と警察の逮捕劇を見る形になる。

事実には寄せていても、映画としてはあまり面白くないかも…
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