本日11月3日は小林旭、78歳のお誕生日です。
おめでとうございます！
少し前にダウンタウンDXの一番恐かった歴代ゲストで小林旭の名が挙がっていましたが(クソ納得！)、
本編で彼が扮する山守組幹部・武田明のかっこよさは随一！！
スター俳優・小林旭の起用はシリーズに圧倒的な華と凄みを与えています。
絶対使わないのにあのタイプのサングラスは観てると自分もちょっと欲しくなる…。
「広島極道は芋かも知れんが～」の台詞とかもう何度真似したことやらね。
前作「代理戦争」から続く第二次広島抗争の後半戦が描かれ、シリーズ史上最多のドンパチシーンを詰め込んだ四作目。
高度経済成長と共に世間で高まっていくヤクザ撲滅の兆し。次第に社会の隅へと追いやられていくヤクザたちの正念場を深作監督は見事に描ききっています。
多少のフィクションはあれど、ほとんどは実話に基づいているんだから実際マジで凄いっすよ、この話。
本作でも痺れるシーンは目白押し。
もし何かで逮捕される機会があったら、私も広能を真似て「税金の無駄遣いじゃのぉ…」って言ってみたいもんです。(←ないと願いたい)
いつもはしがない脇役として強面なチンピラを演じる志賀勝も今回ばかりは最高の働きを見せ、「あんたらぁ、見とった通りじゃ…」なる名台詞と爪跡をしっかり残しています。
とまぁそんなこんなで一作目と肩を並べるくらい、本作も名台詞が本当に多い！
次回作「完結篇」は諸々の事情から蛇足だとかこんなの大友じゃない！とか色々云われがちですが、憎たらしかった槇原のカタルシスをやっとこさ堪能できるので私的には全然あり。
