ちろる

ファニー・ガールのちろるのレビュー・感想・評価

ファニー・ガール(1968年製作の映画)
3.6
お世辞にも美人とは言えない、実際した喜劇女優ファニー ブライスの半生をバーブラ ストライサンドの迫力ある歌唱力で彩るミュージカル作品でした。
まぁ、個人的に波乱なる人生を期待してたんですがどちらかというと苦労知らずのシンデレラストーリーに近いし、押しが強くて自分勝手な主人公のキャラはあまり好きではなくなかなかラストまで共感できず。
そしてなんとなく同じバーバラ主演の「追憶」にも重なるストーリー展開とキャラクターなのは、たまたまなのか?こういうのがぴったりだからなのか?
ふつうに楽しめましたが、この時代のミュージカル映画としては、個人的にはやはりジュリー アンドリュースの歌声と作品が好きすぎるので、ついつい比べてしまいます。

ただ、舞台ほっぽり出して愛するニックに会いに行くハドソン川の船のシーンだけ圧巻で歌も素晴らしかった。
女は成功と愛を両方手に入れるのは不可能なのでしょうかね。
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