ゴダール故の悩み深き作品。渋滞を長回しの横移動で捉える素晴らしいショットがあるかと思えば、音と言葉と字幕の閉口する饒舌さがあったりと好悪混合。抜けた笑いがあるかと思えば、政治色強いゲリラの世界になっ…
>>続きを読む追悼ゴダール映画祭。
ハチャメチャでアナーキーだけど、実はしっかりまとまっていて見やすい。かつ、斬新で新鮮で、今見ても刺激的。笑ったりゾッとしたり。
政治の季節。この頃の映画をピークに、映画はどん…
渋滞のシーン勝手に想像してた8倍くらい長かった。座ってチェスしちゃうんだもんな。もう諦めててかわいい。言いたいだけだがゴダール流のワイスピといったところか(観たことない)、ビックリするくらいクルマが…
>>続きを読む渋滞のシーン見入った。セックスカウンセリング 社会契約 Franz K Endo感 ずっと不気味 ゴミ収集車を降り、オワンヴィルで祖母を殺害してから若者の活動に巻き込まれてたが、あれは何者? 屠殺 …
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
前半は本当に惚れ惚れする。
後期のゴダールを予告する電話の呼び鈴を使ったインキピート、妻に愛人との情事を語らせるシーン、駐車場の場面、そして映画史に残るトラベリング。ヘタウマにして崇高なゴダールがぎ…
不穏な空気の週末旅行は次第に映画の壁を越えてタチの悪い白昼夢へと変貌する。ゴダール流の「不思議の国」を巡る珍道中。
鳴り止まぬ騒音、怒れる人々、炎上する車。捌かれる動物。
終始暴力的な空気が支配す…
このレビューはネタバレを含みます
ゴダール鑑賞4本目。
言うなれば、今作は「負の感情」に基づいて制作された映画だろうと思う。
燃え盛る車と、無数に転がる死体。異なる思想を持つ人々はすぐに銃を突きつけ合い、犯罪者しか登場しない。簡単…
Week-end, un film de Jean-Luc Godard. © 1967 Gaumont (France) / Ascot Cineraid (Italie).