犬のロボット

ウイークエンドの犬のロボットのネタバレレビュー・内容・結末

ウイークエンド(1967年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

5月革命が起こる前年のゴダールのマインドが強く反映されていて面白かった。階級闘争や第三世界への言及、自分勝手で下品で、最後には狂った集団に食べられちゃうブルジョワジーに対する描き方からゴダールの革命思想、というか資本主義社会とそれにより堕落した人々への批判的な態度を見ることができて、これを最後に商業映画と一度決別したのも納得がいった。映像と演出はゴダールらしさ全開でめちゃくちゃカッコいい!特に渋滞の場面の長回しは面白かった。「中国女」も観なきゃ。
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