Oscar

ウェット・ホット・アメリカン・サマー(原題)のOscarのレビュー・感想・評価

3.5

"考えたら、負け。"

"あらゐけいいちが好きそうな世界観"

"二日酔いの勢いで映画を作るな"

"食べ物は大切に"

"命と唇と体はお大事に"

"涙が出るほどにクソダサい服装"

"客がみんなバカだと思ったら大間違いだぞ"


夏だ!恋だ!セク口スだ!
この映画を見て学ぶこと、それは映画を作る上での監督と脚本のすり合わせの大切さ、ですかね。
いかに監督がなんでもかんでもやりたい放題すればいいってもんじゃないことを学びました。
これからの人生で映画を作る機会があったら参考にしようと思います。


考えることをやめたのは料理長が冷蔵庫とfuckし始めたあたりからですかね。
その辺から監督がこの映画を真面目に作ることを諦めたのがよくわかりまして、それが逆に面白く感じてくるあたりはもう僕もトリップ状態だったということでしょうか。
まぁ「町に繰り出すぞ〜!」ゆうて10秒後にはもう薬漬けになったのに平然と帰ってくるあたりからもう「あっ、この映画は普通の感性がない感じね、ハイハイ」って察してたことはわざわざ言いませんが。

あのアントマンとロケットの初邂逅がこんなクソみたいな映画だと思うと泣けてくるぜ…


ラストお楽しみ会で出てきたコメディアンが死ぬほどつまらないジョークを言った際にバカ笑いしてる観客に紛れてこの世の終わりみたいな真顔になってたあの子供だけは大好きです。
その強靭な心、今はもうビックスターになってるかな…


それにしてもこんな真夜中にこんなバカ映画見たの世界で俺だけだろうな。
残念やったな!!!
ガッハッハッ!!!
Oscar

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