パン

僕たちの戦争のパンのレビュー・感想・評価

僕たちの戦争(2006年製作の映画)
4.0
戦時中タイムスリップ物。
森山未來が一人二役を好演してる。この頃からもう器用だな。

全然期待せずに観たけど、ギャグ要素も普通に面白いし展開が予想出来ない感じが良かった。    
ただ金髪のままなのに普通に戦時中に馴染んでるの面白いなw途中から過去パートでも髪黒くなってたけど。
あれは一度髪全部切ってまた伸びてきたのかな… 

森山未來が裸足でアスファルトの上をダッシュしてるシーン何気に凄いよね。靴に慣れた人間があれやるのは辛かっただろうな。
マサイ族とかニュージーランド人ならともかく。

まあ当たり前だけど戦時中の人が21世紀の日本見たらそりゃ驚くわな…
別世界すぎて。同じ国とは思えないよね。

森山未來以外だと古田新太、浅利陽介、上野樹里あたりの演技が良い感じだったかな。
潜水艦が駆潜艇から爆雷食らうシーンも臨場感ある。
それに潜水艦内部の映像も良かったね。
ただ爆発のCGはやや安っぽい。
この作品自体、そこまで予算がある作りじゃないからそれはしょうがないだろうけど。

最後はなんで戻れたのかとかも含めちょっとオチが軽い気もしたがタイムスリップ物はそこが難しいとこだな。
バタフラエフェクトみたいにロジカルなタイムスリップ映画もあるにはあるけど。 
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