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コスモスのやのレビュー・感想・評価

コスモス(2015年製作の映画)
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映像とセリフがまるでちぐはぐ。突然大音量で鳴ったかと思えば脈絡なくブツリと途切れるBGMも、どうもシーンを無視した物に思えて終始理解不能なままだった。
わかりやすく象徴的な吊るされたモチーフや唇、雨の演出たちが、鮮烈な印象を与えながらどうも関連性を感じられないストーリーや言葉たちを繋ぐ役割を担い、「すべての事物に意味などない」、「物事に順序があることは奇妙だ」と言ったセリフだけがこの映画を肯定しているように思えた。
主人公が日記のように綴る小説を、最後「小説じゃない、映画なんだ。」と言っていたのはきっと凄く意味があるんだろうけど、なんせ詩的で観念的すぎて、、、
や