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カプチーノはお熱いうちにのbluemercenaryのレビュー・感想・評価

カプチーノはお熱いうちに(2014年製作の映画)
3.6
順風満帆な人生なんて存在しないし、家族含めて他者が望む生き方なんてつまらない。
結果的に予想外な道のりになったり、悲しい現実が事実として存在したり、厳しい結末に待ち受けてたりする。

それらを自然体で受け止める事―――諦念とは違うと思う。
ユーモアを忘れない事―――少し自虐テイストかも。

感情を共有する同志(≒パートナー)がいれば、少し楽かもしれない。
予想外に離れていく人もいるだろうけど、逆に素敵な出逢いもあったりする。
解り合えなかった人と思いもよらぬ邂逅が待ち受けてたりもする。

監督はフェルザン・オズペデク氏。
「あしたのパスタはアルデンテ」を手掛けた氏の最新作はやっぱり人生讃歌。
このカプチーノは実に"豊潤"で、鑑賞後は不思議な充足感に溢れてた。
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