嬉しいこと悲しいこと楽しかったことつらかったこと。平坦でないこれまでの道のり、情熱と倦怠を繰り返し振り返ってみたとき、まぁ良かったのかな、そう思いたい。
うまく表現できないけど、気持ちが沈まない軽快な(しんみり)を感じます。時系列の前後も上手く使われていました。ちょっと理解が及ばない病室での場面もありましたが、人生とは、を考える良い作品です。
主人公エレナ役のカシア・スムトゥニアクは「おとなの事情」で美容整形外科医の妻を演じた方。病魔に気力体力を奪われていく様が印象に残ります。
エレナとファビオ(ゲイ)が何故親しいのか最初はよく分からなかったけど、そこも後で説明があり納得。
エレナの夫で粗野なアントニオ、自分の目が悪くなったのか、ティモシーダルトンに見えてしょうがなかったのでダルトンを見たことにしました。