これが見たかった!といった感じ
NARUTOは第一部までしか読んでなかったという発言を耳にすることは多い
実際、第二部の展開には御都合主義と思える部分や、引き伸ばしと言われる部分も多く、退屈するのには頷ける
本作は、誰もが好きだった、NARUTOの良い部分、それは第一部の頃のワクワク感を、少年ボルトを主人公とすることで実現している
加えて、第二部の展開で強くなった、ナルト達のバトルなども相まって、映画としても迫力が出ている
最終回の掲載時にはベビーブームとまで話題となった、子供の代の中で唯一の謎キャラだった、ミツキの親のオチも、中々盲点でよかった
ギャグ、シリアス、バトルのバランスが全てよく、現代的なテーマまで含まれている、少年漫画の映画化としては満点の出来
シリーズの最後が美しくまとまって、本当によかった