ハンス・ペーター・モランド(1955－)はオスロ生まれのノルウェーの映画監督。英題は“IN ORDER OF DISAPPEARANCE”、そして誰もいなくなった、というような感じですね。
一人息子を殺された除雪車両運転手(勤続表彰された)が復讐を企てるうちに、異人種ギャング間の抗争に火をつけてしまい泥縄式に人が死んでいってしまう映画。室内をのぞけばほぼ全編雪景色の一見静謐な世界を舞台にエキセントリックな人物たちが殺しあう、最後に死んでしまう人物の死に様も含め北欧らしい映画といえますか。(20150520)
