Aya

バリー・シール/アメリカをはめた男のAyaのレビュー・感想・評価

3.0
アメリカをはめたというか、はめられた、世界情勢とアメリカに振り回された男の話。
実在の人物をベースにした映画というが、実際に近くにこんな人がいたらちょっとなんなんだ、って思いそう。
アメリカとソビエトの冷戦時代の時代背景と、トム演じるバリーの頭の回転の速さと、ゆっくりした時間が流れてそうな人口3000人くらいの町と、CIAとカルテルとアメリカ政府と巨万の富と。
単純に頭空っぽに空を飛ぶトムを楽しむ映画と思えばいいけど、麻薬の密輸や武器の横流しや、それで苦しむ人がいるという想像力があると、単純に楽しめない映画でもありました。
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