安堵霊タラコフスキー

Under Electric Clouds(英題)の安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

Under Electric Clouds(英題)(2015年製作の映画)
4.3
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この映画の監督はかのアレクセイ・ゲルマンの息子アレクセイJrで、父親同様長回しを駆使しているものの雰囲気としてはむしろタルコフスキーとアンゲロプロスの中間って具合

近未来の荒廃した世界の風景を描いたこの作品は、内容はほとんど覚えてないけれど印象に残ったシーンは山ほどあり、特にラストの描写は人物の交流に味わい深いものがあって心地が良かった

しかし長回し主体で人物それ自体よりも人物が生きる舞台に焦点を当てたような作品っていうのは眺めているだけで時間があっという間に過ぎるから良い