バロウズ

クリミナル 2人の記憶を持つ男のバロウズのレビュー・感想・評価

2.9
キャストの無駄遣いというか、題材自体は面白いし予算も相当かかっているように見えますが、何もかもが中途半端。そして地味。
まずライアンレイノルズは開幕早々退場するし、ゲイリーオールドマンやトミーリージョーンズを起用した意味はあったのか?と問いたくなるようなキャスティング。

ストーリーもイマイチで、要するに感情を持たないなサイコな男が人間性に目覚めていくという話なんだけど、無駄な要素が多すぎてメインの話が霞んで見える。
個人的にはケビンコスナーは好きだけど、このサイコパスな役は向いてなかったんじゃないか?
つーかサイコパスだったら勝手に他人の記憶を植え付けられた事に腹を立ててCIAを殲滅する側に回るんじゃないのかと思ったけど、都合良くレイノルズの人格が出てきてヒーローになるわけね。最後の展開も含めて都合良すぎる。
脚本や演出次第ではもっと面白くできたはずなのに、なんか色々と勿体ない作品だなと思いました。大コケしたのも納得。
アクションしないスコットアドキンスとワンダーウーマンになる前のガルガドットが見れたことが収穫でした。
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