このレビューはネタバレを含みます
何かのリメイクかな？と考えるほど、どこぞで100回見たようなわかりやすい起承転結の王道ストーリーだったけどやっぱりこういう話ってグッとくる…
出逢いの印象は最悪なのに偶然の再会を重ね一気に大変愛に落ちていく展開が、まずロマンスの王道過ぎ〜
多分いろいろなミュージカルへのオマージュが散りばめられていることはわかったけど、元ネタまではわからず…でも、クラシックミュージカルの中では1番好きなシェルブールの雨傘は、『せつない』という言葉を辞書でひいたところにあのガソリンスタンドのラストシーンと書きたいくらいなのだが、終盤はずっとそんな『せつない』気持ちで観ていた
結ばれはしなかったけど、お互いにちゃんと夢を叶えてお互いを讃えあえた2人
…それは王道ストーリーに相応しく完璧なハッピーエンディングなのだろう
とにかく色が綺麗で、それを見ているだけで心洗われるような作品でした
どうか乾杯を 夢追い人に
たとえ愚かに見えても
どうか乾杯を 破れた心に
どうか乾杯を 厄介な私たちに
明日は誰にもわからない
