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ラ・ラ・ランドのkoyoのレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
4.0
【理想と現実の狭間の中で】



全体を通して、カラフルで華やかでそれ自体で見ていて楽しい!純粋にミュージカル映画として、煌びやかな場面、また悲しい要素、多くを含んでいた。

渋滞から、理想に向かって走り始めた人生。軌道に乗っているとき、純粋に幸せを感じる。グリフィス天文台でのシーンは印象的だ。

人生は選択の連続だとはよく言ったもの。この映画でも、終盤はセバスチャンとミアのすれ違いが、理想と現実に苦しむ中で、選択をしてきたことが悲しいシーンの象徴として描かれている。

たしかに二人の関係性が、成就しなかったと言う点では悲しい。しかし、それでも二人とも夢追い人として、成功した。その意味で、ハッピーエンドなのかも知れない。
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