なぜこんなに泣けるかなぁ
中だるみもあるし、陳腐な表現が鼻に付く所も数々あるのに…なぜか愛おしい気持ちになるんだなぁ
古い物へのリスペクトと共に失われていく哀愁を感じつつも、新しさに満ち溢れた作品。
衝撃を覚えた映画館での初見だったが…
テレビでの2度目の鑑賞は、衝撃の代わりに涙が止まらなかった。
ある意味等身大で嘘のない映画だと思った。ミュージカルは素晴らしいけど、なんかウケるんだよねぇ…とか。
恋愛は側から見ると自己陶酔の塊でカッコ悪いけど愛おしい…とか。
夢を叶えるって、見てる間は美しいけど いざ現実になると忘れ物を大きく感じたり、そんな他愛もない本音が盛りだくさんのお話。
取り戻せない時間に切なくなりつつも 出会えたことの奇跡に喜びがあふれる。
そんな映画だと思います。
私は好き!